23.ビジネスプランコンテスト         

 

現 状 と 課 題

【現状】

全国的に見ても先進地域の都道府県及び市町村で実施されている事業である。

平成28年度に実施し、今年度で3回目である。創業者・創業予定者・学生も参加できるビジネス

プランコンテストの内容となってきている。

【課題】

①ビジネスプランコンテストの認知度不足。

②ビジネスプランを作成が困難。

③ビジネスプランコンテストの出口戦略。

 

改 善 策

ビジネスプランコンテスト認知度増加対策としてビジコン・ミーティング(ビジネスプランコン

スト説明及びビジネスプラン作成)を2回実施した。「知恵をカタチにする」ビジネスプランを学

生・創業者から既存事業者まで取り組める支援を展開。また、ビジネスマッチなら開催時に事業プ

ランのPRの場を設け、金融機関の融資やスポンサーの獲得につなげる。

 

概要・期待効果等

橿原市内の中小零細企業並びに新規創業者支援の一環として「知恵をカタチにする」支援としてビ

ジネスチャンスの創出及び地域経済の活性化に繋げる。

①セミナーで作成した事業計画をプレゼンし、審査員(金融機関中心の構成)が表彰を行う。ビジネスマッチなら内で開催。

 ②事業所の融資獲得機会を増強でき、銀行の融資先開拓も後押しできる。

 

KPI

27年度

28年度

29年度

参加者数10

商談数5

参加者数10

商談数6

参加者数10

商談数7

対策と実施

支援セミナー

〇 第1回 ビジコン・ミーティング

  実施日:平成29825日(金)  

  内 容:「ビジネスプランの作り方」

  参加者:16

               

〇 第2回 ビジコン・ミーティング 

  実施日:平成2998日(金)

内 容:「ビジネスプランの作り方」

  参加者:18

〇 伝える!伝わる!10分プレゼンの極意

  実施日:平成291011日(水)

  内 容:効率良く印象に残るプレゼン技術を学ぶ講習会

  参加者:27

○周知宣伝 橿原市広報・橿原市役所関連施設・金融機関等 60,000部

○申込者数  申込者数 19件(内創業者(3年未満)3件・創業予定者7名・学生9名)

○1次審査 平成29102日(月) 専門家 2名にて事業計画等選定

1次審査通過者 10件 

○最終プレゼンテーション審査(最終審査会) 

平成291018日(水)に橿原観光ホテルにてビジネスマッチなら開催時に実施する。

最終審査については、橿原商工会議所副会頭・5部会長・金融機関役職者・橿原市役所合計14名によるプレゼンテーション審査を実施し、グランプリ1名・準グランプリ1名・特別賞2件を選定する。

<結果>

○グランプリ   女性を護る『機能性バランス和膳』と『優さ晴らし料理教室』

○準グランプリ  「ふるさとコンシェルジュ」インバウンドからの地域活性化

○特別賞     「選ばれる施設」へ!院内動線片付けコンサルティング

○特別賞     【広告0円で集客しよう!】起業専門パソコンスクール

○商談数 3件 (ビジネスプランコンテスト内容よりの商談)

○中小企業庁平成29年度潜在的創業者掘り起し事業 (連携コンテスト登録)

○グランプリ・準グランプリのビジネスプランを全国大会へ推薦実施。

 

実施結果と横展開

奈良県内でビジネスプランコンテスト実施されている団体は、金融機関・奈良県に限られており地域に根ざした商工会議所が実施することにより地域の小規模事業所の持続と新たな事業に取り組む創業者の事業支援並びに若手創出(学生)に寄与できる内容として評価されていると考える。

 

反省と今後の課題

このビジネスプランコンテストの認知度アップを図りながら創業者・小規模事業者・学生がビジネスチャンスを獲得できる場及びビジネスプラン(事業計画書)を作成できる支援しながら地域経済の活性化に結びつける。また、事業継続することで、創業者支援と小規模事業所の持続や新事業開発並びに地域課題の解消に寄与できる内容として改善展開を試みる。

 

 

 

 

 

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