19.助成金・補助金              

 

現 状 と 課 題

【現状】

○何のための補助金かを理解せず、単にお金をもらえると思っている事業所が散見される。

○経営計画書を自ら書こうとせず専門家や職員に書いてもらおうという考えの事業所が多く見受けられる。自身の手と言葉で申請書をつくろうというマインド醸成に時間を割けていない。

○補助金・助成金情報を入手できている事業所が少ない。申請期限を過ぎてから問い合わせる事業所が多い。

 

【課題】

○補助金・助成金情報の発信頻度と周知媒体の強化。

○補助金・助成金の目的や活用方法等を学べるセミナーが必要。

○経営計画書作成のための基礎の基礎を学べるセミナーが必要。

○高度な経営計画書作成支援は、セミナーと専門家派遣(個別相談)をセットにした対応が

 必要。

 

改 善 策

専門家連携協議会を活用し、相談内容に応じた専門家を派遣し個別支援を行い、事業者が助成金・補助金の受給しやすい環境づくりを目指す。また、職員においても本事業計画にある各種勉強会を通じて得た知識を十分に活用して専門家に頼るに至らない相談に対して支援を行う。

 

概要・期待効果等

    伴走型で国や県等の補助金受給支援を行う。

    資金に乏しい事業所に対して、高度支援がしやすくなる。

 

KPI

27年度

28年度

29年度

15

持続化10

ものづくり2

その他0

15

持続化11

ものづくり3

その他1

17

持続化12

ものづくり4

その他1

対策と実施

【対策】

○補助金・助成金の意義等を理解した上で、事業者自らの力で経営計画書を作成できるようになれることを目標に、ワークショップ形式のセミナーやコーチング型の専門家派遣を実施する。

○SNSでの補助金・助成金情報を発信する。

【実施】

○経営計画策定支援に関する専門家派遣

○「かしはらものづくり塾」や「事業計画作成セミナー」等、事業計画策定に係るシリーズ系

  セミナー開催

○WEB相談

 

実施結果と横展開

【実施結果】

<補助金・助成金に係る支援状況>

○経営計画策定支援に関する専門家派遣・・・・・・・・・・・・・・・・・6件

シリーズ系セミナー開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4本

*詳細につき、巻末「添付資料③経営力向上セミナー一覧表」参考①参照

○WEB相談・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3件

<補助金・助成金状況>

○平成29年度補正小規模事業者持続化補助金・・・・・・・・・・・・・・ ・・0件

○平成29年度補正予算「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業」・・・0件

    ⇒平成30年2月28日現在で募集されていないため、実施結果は0件としている

○キャリアアップ助成金・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・申請3件/採択1件

                               (申請中2件)

   ○平成29年度橿原商工会議所補助金

   ・空き店舗対策事業補助金・・・・・・・・・・・・・・・・・・申請3件/採択2件

   ・創業者出店支援補助金・・・・・・・・・・・・・・・・・・・申請8件/採択6件

・かしはらビジネス商談会見本市等出店支援助成金・・・・・・・申請3件/採択3件

・ステップアップ企業応援補助金・・・・・・・・・・・・・・・申請12件/採択12件

【横展開】

・中小企業等経営強化法による経営力向上計画の認定

・金融機関の融資申し込み

・奈良県制度融資 チャレンジ応援資金(認定枠)

・WEB相談

反省と今後の課題

【反省】

 助成金・補助金情報については、商工ニュースやホームページ、SNS等で周知を図っているが、まだ当該情報を入手できない事業所が多い。申請期間終了後の問い合わせが以外と多かった。

【今後の課題】

○金融機関や公的機関にも協力頂き、助成金・補助金情報の周知徹底を図っていく。

○フェイスブックやline@等のSNS活用による助成金・補助金情報の周知徹底を図っていく。

○事業計画作成に関するセミナー開催方法や専門家派遣の仕方、経営指導員等の指導方法の工夫。

 

 

 

 

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