33. 観光地域づくり事業          

 

現 状 と 課 題

【現状】

観光振興による地域経済活性化のための地域ブランドづくり・新サービスづくりができていない。外国人旅行者(インバウンド)対策ができていない。

【課題】

橿原市の地域環境が新たなホテルオープン等で変わりつつあり、小規模事業者ができるインバウンド対策支援や個社支援が課題である。

改 善 策

観光振興による地域経済活性化のために、小規模事業者支援展開を実施する。

これまで地域資源として気づかれていなかった資源を「店(個店)」と考え、インバウンド観光

客むけの「おもてなし」支援として小規模事業者育成支援を展開する。

概要・期待効果等

①観光商品販売のビジネスモデルを構築し、全国展開を図れるよう、広域連携トライアングル

(橿原・明日香・高取)による産官学の観光取り組み(観光ルートづくり等)を行う。

②地元地域ブランド「古代大和 飛鳥」をモチーフに、商品とサービスの開発や誘客展開を通じ

て、橿原市の観光都市化の一助となる。

KPI

27年度

28年度

29年度

会議数4

観光ルート2

商品数 20アイテム

会議数4

観光ルート2

商品数 21アイテム

会議数4

観光ルート2

商品数 22アイテム

 

対策と実施

観光振興による地域経済活性化のために、小規模事業者支援展開を実施する。

これまで地域資源として気づかれていなかった資源を「店(個店)」と考え、インバウンド観光

客むけの「おもてなし」支援として小規模事業者育成支援を展開する。

 

(1)観光関係会議 6回 

    観光関係団体会議   平成29515日(月) 橿原商工会議所にて実施

観光部会会議     平成29515日(月) 橿原商工会議所にて実施

    橿原市観光課との会議 平成29524日(火) 橿原商工会議所にて実施

観光支援会議(1回目)平成2996日(水)  橿原商工会議所にて実施

    観光事業者との会議  平成291013日(金) 橿原万葉ホールにて実施

    観光支援会議(2回目)平成30119日(金)  橿原商工会議所にて実施

(2)かしはら観光塾 4日間(伴走型小規模事業者支援推進事業)

    ~おもてなしの心(ハート)でビジネスチャンスをゲットしよう~ 

(1回目) 平成29821日(月) 橿原商工会議所/参加者:22

  テーマ:「インバウンド(外国人観光客)の集客・営業戦略の仕方を学ぶ」

  講 師:中小企業診断士 森村 文則氏  

(2回目) 平成29829日(火) 橿原商工会議所/参加者:22

  テーマ:「元キャビンアテンダントが教える『おもてなしの極意』」

  講 師:()Kサポート提携講師 田中 晴美氏  

(3回目) 平成2996日(水) 橿原商工会議所/参加者:22

  テーマ:「心を伝える!心をつかむ!インバウンド対策の極意」

  講 師:スーパー英語塾 I WILL代表 豊岡 史朗氏  

(4回目) 平成291011日(水) 橿原商工会議所実施/参加者:33

  テーマ:「プレゼンテーションの極意」

  講 師:()Kサポート 輪嶋 啓國氏 ・ 石井 早代氏

  *事業計画数・・・6事業計画書

(3)小規模事業者向けインバウンド対策支援事業

   「お店のメニュー・値札・POPを英語翻訳支援」

(内容)

橿原市の個店の大多数が、日本語表示のメニューが多く、インバウンド対策が遅れてい

る状況であり、平成302月に新たなホテルがオープンすることで、海外からの観光

客が増加する傾向がある為、インバウンド向け販路開拓として個店のメニュー・値札・

POP等を英語に翻訳し、海外のお客様を新規顧客ターゲットとして販路拡大に繋げる

支援を実施。(*翻訳実績数:40店舗)

*(開催予定)個店でできるインバウンド対策「インバウンド接客セミナー」英語圏編

平成30326日(月)ミグランス(橿原市役所分庁舎)4階コンベンションルーム

講師:通訳案内士2名と外国人講師

(4)首都圏へ観光と物産PR

     実施日:平成29年度1031日(火)~116日(月)

   場 所:秋葉原 日本百貨店しょくひん館

(5)開発商品アイテム数・・・11アイテム

実施結果と横展開

橿原市の地域環境が新たなホテルオープン等で変わりつつある。特に「外国人旅行者(インバウ

ンド)対策が急務となっている為、地域の個店(飲食店・土産物店等)を現地調査した結果、メ

ニュー等が日本語のみとなっており、「おもてなし」を中心とした対策支援として「かしはら観

光塾」と「翻訳事業」支援を実施した。

反省と今後の課題

 引き続き、インバウンド支援を強化しながら小規模事業者の販路開拓として「かしはら観光塾」

「翻訳支援」事業を展開しながら地域小規模事業者ができる体験づくりも今後の課題である。

また、この「橿原(かしはら)」を全国的に知っていただけるPR展開と調査活動も課題。

 

 

 

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