10.新作見本市                             

 

現 状 と 課 題

【現状】

平成27年度において初めて新作見本市を実施。第3者評価委員会で新作見本市での新商品ブラッシュアップを行い、更なる特徴をもった新商品を作り出し販売に繋げる提案があった。平成28年度は

産学官連携で地域ブランド古代大和飛鳥を意識した新商品として、橿原特産物とされるイチゴを使った新商品の開発を行い、新作見本市にてブラッシュアップに繋がるアンケートを収集した。

【課題】

平成28年度は6事業所の7つの新商品を一同に集めて実施した中規模での開催となったが橿原の土産物となりうる商品を特徴ある尖った商品として位置づけられるよう小規模開催の見本市の実施が必要。また幅広く意見を集めるため、対象者をさらに広くする必要がある。

改 善 策

見本市に出品する商品に応じた規模での見本市を実施。アンケートを取り、その情報をもとに新商品・サービス開発に磨きをかけ、商談会や物産展等への販売に繋げていく。

 

概要・期待効果等

①ビジネスマッチなら開催時に大規模見本市を開催。

 新商品のモニタリング試食会を小規模でも実施

②大手企業のようにモニター会を開くことができない小規模事業者に自社商品開発の情報収集とアピールの場を提供できる。

 

KPI

 

27年度

28年度

29年度

アンケート数800

新商品数8作品

アンケート数900

新商品数9作品

アンケート数1000

新商品数10作品

対策と実施

独自のモニター会を開催出来ない小規模事業者に対して、自社の商品のアピールの場として、ビジネスマッチなら開催時に大規模見本市を実施。また、「ふるさと名物」を目指した新商品を開発する事業所を募集し、試作品のモニタリング試食会を中規模、小規模に分けて実施。ブラッシュアップの後、販売する。

 

実施結果と横展開

ビジネスマッチなら開催時に大規模見本市では11事業所11商品の試食会を実施し、のべ464人のモニターからアンケートを収集した。その後、出品した商品はブラッシュアップされ商談会に繋げていった。

「ふるさと名物」を目的とした新商品として、7事業所から8つの新商品が開発され、大規模見本市を1回開催。また5商品については中規模見本市を開催し、残りの3商品については各事業所店舗においてそれぞれ小規模の見本市を開催した。このアンケートを基に事業所においてブラッシュアップ後、一斉に販売開始した。

 

 

27年度

28年度

29年度

アンケート数960

新商品数16作品

アンケート数220

新商品数7作品

アンケート数806

新商品数19作品

 

 

 

 

 

反省と今後の課題

今回の見本市は大規模・中規模・小規模それぞれ行った。これまで参加モニターの募集にその都度広報していたが、費用や時間を含めた労力がかかっていたが、今年度は登録制にするなど一定の方向性を見出せた。今後は新商品だけでなく既存商品のブラッシュアップについても念頭に、モニターの方々に直接事業所店舗を訪問していただくなど、より簡単にかつ効果のある方法を検討していく必要がある。

 

 

 

 

 

 

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