5.業況アンケート              

 

現 状 と 課 題

【現状】

現在はアンケートをとっていないため、橿原管内の事業所の業況感について、生の声を聞けていない。

【課題】

管内事業所にとって効果の見込める事業企画のためにも、橿原管内の売上傾向や雇用動向のより正確な情報を得ること。

改 善 策

橿原管内の事業所の実態を把握するために、橿原市や金融機関等、事業所を把握している機関に協力してもらい、十分なアンケート数を確保すること。

概要・期待効果等

①会報やFAX、メール等で事業所の業況を教えて頂く。アンケート結果は、主に巡回指導のツールとして活用する。

②橿原管内の景気動向を詳細に把握、今後の支援対策に活用できる。

 

27年度

28年度

29年度

1

管内事業所約4500

回収率40%

1

管内事業所約4500

回収率43%

1

管内事業所約4500

回収率45%

 

対策と実施

【対策】

LOBO調査で景況感を把握し、事業所アンケートで経営課題や要望を把握する。

・事業所アンケート分析は専門家に委託せず当所職員で行い、結果を支援内容

とともにセットで提案できるフローにする。

【実施】

LOBO調査および事業所アンケートを実施。

 

実施結果と横展開

【実施結果】

 〇事業所アンケートは、当所会員だけでなく非会員にも実施

  (市内3800事業所に実施。アンケートは郵送で、返信はFAX。)

LOBO調査・・・12回(毎月)のべ48社

 〇アンケート結果

・景況感・・・業績悪化の原因を不景気とみている事業所が多い。

・主だった経営課題・要望

1位・・異業種等の交流会開催 2位・・資金繰り 3位・・将来の事業展開

           

【横展開】

・経営課題を解決するために企画された経営力強化セミナーへの誘導

・ビジネスマッチなら参加の提案(商談や展示会出展)

・専門家派遣(事業所での個別相談)実施で、高度な経営課題にも迅速に対応できた。

・巡回や窓口相談

 

反省と今後の課題

【反省】

LOBO調査は回答があるものの、事業所アンケートは回収率が非常に悪かった。

 事業所アンケート回収率5%(181/3600) 

【課題】

・アンケート回収のための方策(郵送だけではなく、巡回と窓口相談での実施等)

 ・銀行や保険会社などの金融機関にも協力頂き、体制を強化すること。

 ・LOBO調査対象は、比較的大きな規模の会社が対象であるので、小規模事業者の景況感が測りにくい。

・銀行や保険会社などの金融機関にも協力頂き、体制を強化すること。

 

 

 

 

4.橿原市役所窓口へ
6.奈良産業支援センターへ

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